ニューボーンフォトとは?

「ニューボーンフォト」。最近この言葉が広く聞かれるようになってきました。
ニューボーンフォトとは、新生児期のごくわずかな時期のみ撮影できる写真のことです。まだ柔らかい新生児期の身体の特徴を生かし、お母さんのおなかの中で過ごした姿や、夢の中をイメージした世界を再現し、芸術性の高い神秘の姿に仕上げます。
欧米を中心にニューボーンフォトを残す文化が一般的になってきており、近年日本国内でも関心が高まってきました。
海外では産後すぐから2週間以内でお撮りするのが一般的な定義であり、理想ですが、私たちはもう少し柔軟に、小さく生まれたお子さまなどでは産後1か月程度でお撮りすることもあります。
安全面や衛生面に対する細心の注意と深い知識が要求されるだけでなく、新生児の特徴をよく理解したポージング、撮影や仕上げなどにおいても非常に高いレベルが必要とされています。
ワイルドベリーでは、ニューボーンフォト初期から継承されている作品性の高い写真を目指して日々お撮りし、作品を通してご家族へ喜びと癒しをお届けしております。

ワイルドベリーのニューボーンフォトへのこだわり

ワイルドベリーが表現するニューボーンフォトの世界観は「ストーリー性」のある作品。
赤ちゃんの柔和な表情、美しい光、背景などから、見る人が暖かな気持ちになれる物語を思い描くことができる…そんなアートを目指しています。
その世界観実現のために、私たちは見える部分だけでなく、見えない部分につきましても様々な工夫を凝らしています。
記念撮影や記録写真ではない、美しい世界を創り出します。

安全安心について

安全な撮影環境の中で、ご家族に安心をご提供するということは、ワイルドベリーのニューボーンフォト撮影現場で最も重視しています。そのため、撮影時だけでなく、普段より様々な取り組みを行っております。

安全面に対する取り組み

ワイルドベリーのニューボーン撮影は常に2名体制で行っております。撮影とポージングを分担し、一方が赤ちゃんに携わっている間はもう一方が安全確保に集中するなど、常に細心の注意を払っています。

2022年に立ち上がりました「日本ニューボーンフォトセーフティー協会」にも加入し、資格取得とともに、安全面での最新情報についても常時取り入れながら、作品だけでなく、安心もお届けできるように努めております。

衛生面に対する取り組み

撮影に使用する機材、小物については除菌、消毒、洗濯など、衛生管理の徹底を心掛けております。
赤ちゃんの肌に直接触れる衣装、布類はすべて撮影後に赤ちゃん専用洗剤で洗濯を実施し清潔を保っています。
また室内除菌(スタジオ)、撮影前の手洗い&うがい、マスク着用など、感染防止にも細心の注意を払っております。

教育、学びについて

ニューボーンフォトは写真業界の中でも特に専門性の高い分野です。学ぶべき知識は多岐にわたります。私たちは現状に満足することなく、常に積極的に学びの機会を設けています。

トップフォトグラファーのワークショップへの参加、安全講習の受講、書籍やオンライン等による自己学習のほかに、赤十字幼児安全法支援員の認定取得など、乳幼児の安全教育にも積極的に参加しております。

また、ニューボーンフォトだけでなく、美術や映像鑑賞、美しい風景などにも意識的に多く接することで感性を磨き、ニューボーンフォトにそれらの経験を生かしています。

さらに長野県内で活動するニューボーンフォトグラファー有志で、「長野アートニューボーンフォトの会」を立ち上げ、撮影事例や撮影中に起こりうる危険性などの情報交換をしながら、更なるレベルアップへの模索を続けています。

スタートしたばかりの育児。多くの新生児と接してきた私たちができること

私たちの撮影は、赤ちゃんを深く眠らせることから始めます。限られた時間の中で赤ちゃんを落ち着かせ、心地よく眠らせる様々なノウハウを持っています。特に初めてご出産を経験されたお母さんには、赤ちゃんとの接し方などで戸惑うことも多く、なかなか寝てもらえないと悩んでいるかたもいらっしゃるかもしれません。
しかし撮影時に赤ちゃんを落ち着かせるちょっとしたコツをお伝えすることで、その後よく寝てくれるようになりました、というような声もいただけるようになりました。
また、ご自身でお子さまを撮影する時のポイントなども撮影中の雑談の中から発信させてもらっています。

ご出産を頑張ったお母さんとのコミュニケーションについて

ご出産を頑張って心身ともに疲れ切ったお母さんには、せめて撮影中くらいはゆっくり寛いでお子さまの様子をご覧いただきたいと考えております。当日は授乳以外はワイルドベリーにお任せください。
撮影の飾り付けだけでなく、お着換えやおむつ替え、寝かしつけなど、すべて私たちが行います。リラックスして愛らしいお子さまの様子をご覧いただきながら、一緒に撮影を楽しんでいただければと思います。
また、撮影中も遠慮なくお声がけください。妊娠のこと、ご出産のこと、授乳のことなど、いろいろあった体験をぜひお聞かせください。つらい気持ちをひとりで溜め込まずに、お話をされることで少しでも心の負担が軽減できれば私たちもとても嬉しいです。

赤ちゃんを美しく、可愛く魅せる工夫

ワイルドベリーのニューボーンフォトは、赤ちゃんをいかに美しく、そして可愛く魅せるかについても様々なこだわりがあります。これまでの数々の撮影の経験から、私たちはほんの少しの差が赤ちゃんの表情を変え、それが写真の仕上がりを大きく左右することを理解しています。
また、赤ちゃんは撮影中も様々なサインを私たちに送り続けています。「お腹空いた」「暑い(寒い)」「うんちがしたい」などなど…。そういった欲求をひとつひとつ満たしてあげることで、赤ちゃんは落ち着き、深い眠りにつけることができます。
それぞれのスタイル、シーンに合った最適な姿勢を作り出し、美しい姿をお撮りしています。

ポージング

入眠 —心地よい眠りへの誘い—

ワイルドベリーのニューボーンフォト撮影では、美しいポージングを実現させるために、まずは赤ちゃんを深く眠らせることから始まります。
私たちは限られた時間の中で赤ちゃんを落ち着かせ、心地よく眠らせる様々なノウハウを持っています。それらの技術を駆使することにより、赤ちゃんを熟睡させ、その後に続くポージングの基礎を作ります。

ポージング —美しいニューボーンフォト実現に向けて—

ニューボーンフォトには、実はいくつかの専門的なポーズがあります。
ニューボーンフォトで定められた各々のポーズは、赤ちゃんが熟睡できる安心の姿勢でもあるのです。
ワイルドベリーではそのセオリーに従い、完成形をイメージしたうえで、基本に忠実なポージングを心掛けております。
私たちはこれまでの豊富な学びや撮影経験の中から、美しいポーズを実現させるさまざまなノウハウと技術を習得しています。赤ちゃんにとって不快であったり、危険なポージングは一切行っておりませんのでご安心ください。
また、一見困難に見えるポーズなどは、複数枚の写真を合成して1枚の写真に仕上げています。
基本を大切に細部までこだわったポージングで、赤ちゃんの持つ魅力、美しさを最大限に引き出します。

ワイルドベリーのポージングバリエーションにつきましてはこちらをご覧ください。

※ポージングは新生児赤ちゃんの特徴や、起こりうる危険理解などの専門知識を身に付けたスタッフが2名体制で行っております。見よう見まねで同様の行為をすることは危険を伴います。知識のないままに真似をされることのないよう、お願いいたします。

衣装&小物について

ワイルドベリーではニューボーン専用の衣装&小物も多数そろえております。海外のニューボーン先進国の作家から取り寄せたもののほか、私たちの希望にないものは自作するなどして、オリジナル性を演出しています。
奇をてらったものはありません。あくまでも赤ちゃんを美しく魅せるということを第一に考えたものを揃えております。
もちろんお客様のご用意された小物、衣装での撮影もリクエストに応じてお撮りします。

撮影についてのこだわり

ワイルドベリーがお撮りする写真は、時が経つほどに輝きを増す「作品」。
お客様にはご出産の喜びと感動を色褪せることなく、いつまでも残してほしい。ワイルドベリーで撮って良かった、と心底思っていただける美しい作品を目指しています。
1枚の写真に込めた様々な技法と工夫の積み重ねで、ワイルドベリー独自の美しい写真が仕上がります。

光について

私たちが追及している理想のニューボーンフォトの表現。それは、赤ちゃんを包み込む光をいかに美しく描けるか、ということです。

照明装置(ストロボ)を駆使しながら理想の世界感を「作る」様々な工夫を凝らしています。

美しい光を作るために使用する機材は膨大ですが、仕上がりを大きく左右する大切な要素のため、私たちはそのための労力を惜しまずに投入しています。

撮影機材について

ワイルドベリーがニューボーン撮影で使用する撮影機材は、最新のフルサイズのミラーレス一眼カメラと、明るい単焦点レンズを中心に構成されています。
これらのプロ用の機材を駆使することで、わずかな光でもきれいに拾い上げ、奥行き感のある写真にすることができます。
ニューボーンフォトは撮影できる期間が短く、失敗が許されません。信頼性の高い機材を積極的に導入することで、いかなる環境であってもポージングや光づくりに集中して、私たちが思い描くストーリー性のある世界を作り出すことができるのです。

仕上げについてのこだわり:ファインレタッチについて

ワイルドベリーで特に重要視していることの一つが、撮影後の仕上げ(レタッチ)工程です。
一見するとシンプルに見えるワイルドベリーの作品ですが、独自の技法を取り入れて、1枚の写真に対して数百に及ぶ工程を施し、赤ちゃんの美しさを引き出す仕上げを行っています。このワイルドベリー独自の仕上げ方法を私たちはファインレタッチと名付けております。
明るさ・色あいなどの基本的な調整にとどまらず、肌への補正や高度な画像合成技術なども駆使して、より美しく、より自然に魅せるための作業を丁寧に行っております。
特に肌の描写については、皮脂や産毛など、新生児期にしか見られない質感を損なわないよう細心の注意を払いつつ、透明感のある表現を心掛けています。
デジタル画像の特性を存分に発揮して、カメラの設定だけでは表現しきれない美しい色合いを引き出し、作品に息吹を与えます。

※ファインレタッチは大変複雑な工程を経て作られます。そのため各プランの既定の枚数のみ適用されます。そのほかのお写真は基本的な仕上げでのお渡しとなります。

「ファインレタッチ」の名称について
「ファインレタッチ」はワイルドベリーが独自に確立した仕上げ技術を対外的にアピールする目的で名付けたオリジナルの名称です。他社が同様の名称を名乗ってもワイルドベリーとは一切関係ありません。

納品についてのこだわり

ワイルドベリーでは、私たちのお撮りした写真を、パソコンやスマホの中だけでなく、ぜひご家族皆さんの集まる場所に飾っていただきたい、と願っています。その想いから、「形」あるものとしてお届けすることにもこだわっています。
データの入ったUSBメモリーと、プランに合わせたフォトフレームなどの商品を心を込めてお作りし、お届けしています。
お手元に写真が届いて、パッケージを開ける瞬間のワクワク感と、ご家族皆さんで撮影時の想い出に浸っていただける姿を私たちは想像し、作品をご提供しております。

※予告なく仕様が変更になる場合もございます
※フォトフレームプランはパッケージが異なります

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